二人目を妊娠している時に、産後のいろんな情報を集めて、上のお子様との関わり方や、日常生活のリズムをどう作っていくか、いろいろシュミレーションされるママも多いと思います。ですが、シュミレーション通りに事は運びません。寝かしつけやお風呂などは想像以上に大変です。さらに上のお子さんの赤ちゃん返りなどもあり、てんてこまいの日々が始まります。
そこで、今回は、二人目育児の寝かしつけやお風呂はどうすればいいのか、何かコツがあるのかどうか、などをご紹介させていただきます。
二人目育児はやっぱり大変?
二人目が生まれて喜ぶのもつかの間、怒涛の日々がママを待っています。二人目が新生児と呼ばれる生後1か月頃までは、ママもゆっくり体を回復させなければいけない時期です。実家に帰省したり、親が手伝いに来てくれたりして、比較的穏やかに過ごせる方ばかりではありません。助けを借りられる身内がいなくて、いきなり二人育児と家事がスタートするママもたくさんいます。
二人目育児をされているママたちが大変と思うことには、
・寝かしつけ
・お風呂
・上の子の赤ちゃん返り
・食事
・買い物
などがあげられます。上のお子さんとの年齢差がどれくらいなのかによっても変わりますが、2~3歳しかあいていないようなら、大変に感じることが多くなります。
二人を同時に寝かしつけるなんてできるの?
すでに二人、三人育児をされているママさんたちは、「下の子は比較的良く寝る」というのを聞いたことがありませんか?
全ての赤ちゃんに当てはまるわけではないのですが、そういう傾向は強いようです。でも、そうそう毎回タイミングよく下の子が寝てくれるわけではありません。なるべく同時に寝てくれるとママは助かりますよね。
二人同時に寝かしつけるコツをいくつかご紹介しますね。
1.上の子の生活リズムを整える
まずは起床時間を決めます。できるだけ早起きさせます。そこを基準にして一日の流れを決めてしまいます。お昼寝もだらだらさせずに、1時間程度で切り上げましょう。夕方16時以降の昼寝はNGです。就寝時間は、なるべく20時頃がいいです。
赤ちゃんはなかなか難しいかもしれませんが、上のお子さんは、生活リズムが整うと寝かしつけの時も、比較的スムーズに寝てくれます。
2.寝る前はたっぷりと上の子との触れ合いタイムを
日中はどうしても、上のお子さんは我慢を強いられることが多くなってしまいます。寝る前の少しの時間だけでも、上のお子さんと二人で過ごします。絵本を読んだり、いっぱい抱っこしてあげたり、手遊びをしたりして楽しく過ごしてあげてください。
寝る前には「今日もいっぱい頑張ってくれてありがとう」と優しく声をかけてあげましょう。この寝る前の少しのママとの時間で安心してくれるので、寝かしつけの時にぐずることも少なくなります。
3.上の子をおんぶ、下の子を抱っこ
これはかなり体力がいる寝かしつけになりますが、高い確率で、二人同時に寝かしつけられます。
よく、赤ちゃんに添い乳をしながら、上の子も寝かしつけるという形をとるママがいます。ですが、これは赤ちゃんが添い乳なしでは寝ない癖がついてしまいます。また、上のお子さんにとっても、その光景をみながら眠るのは複雑な心境になります。嫌がるお子さんも実際にいます。ラクな方法ではありますが、あまりおすすめはできません。
二人育児のバスタイムをスムーズにするには?
二人育児、お風呂も大変ですよね。多くのママが行っている方法を紹介しますね。
1.下の子がねんねの時期
二人目のお子さんがまだねんねの間は、まず脱衣所にバウンサーなどを持ちこんだりして、そこで下の子にまっておいてもらいます。上のお子さんとママが入って、上のお子さんを洗い、湯船の中で遊ばせます。その間にママがさっと洗ってしまいます。
それから下のお子さんを入れて洗って、つけて、上げて、先に出してお着替えまでを済ませます。そして、上のお子さんを上げてお着替えさせて、最後にママが着替えます。
2.下の子がおすわりできるようになったら
お風呂用のベビーチェアを使います。三人でお風呂に入って、上の子⇒ママ⇒下の子という順番に洗います。下のお子さんを先にあげて着替えさせてから、上のお子さんをあげてきがえさせます。
二人をお風呂に入れる時は、湯船のお湯の量と温度に注意してください。上のお子さんが溺れる危険がないよう、また、のぼせることのない温度にしてあげてください。
バス用のベビーチェアは、二人育児で大活躍してくれますので、是非購入することをおすすめします。また、お子様とママのバスローブは必須です!バスタオル一枚で二人の着替えなどをさせると、夏場でも湯冷めをして風邪をひいてしまいますので、是非二人目を出産前に準備しておくようにしましょう。
二人目育児のお風呂と寝かしつけのコツをご紹介しましたが、これが正解ということではありません。まず、今回ご紹介したことを実践してみて、自分なりにより良い方法をあみだしてください。
毎日のリズムが出来上がるまでママは本当に大変だと思いますが、試行錯誤しながら頑張ってくださいね。