エコーで分かる?男の子と女の子の見分け方!

妊娠した時にやはり気になるのは性別ですよね。

男の子でも女の子でも健康に産まれてきてくれればどちらでも良い!という反面、
「男の子だったらどんな名前にしよう」や「女の子だったらどんな服を買おう」と、わくわくしているこの時期。

赤ちゃんの誕生を待ち望んでいるからこそ、色々知りたくなるのがママの心理です。

お腹の中の赤ちゃんの性別、実はエコー検査(超音波検査)によってかなり正確に知ることができます。
そもそもエコー検査とは、超音波という高い周波数の音波を振動させ、物体に当たり跳ね返った具合を形に表して画像にする機械です。

つまり、音波を当てて羊水の中で振動させて胎児や体液にぶつかった跳ね返りを形に表すことでママはお腹の中の赤ちゃんの様子を画像としてみることができるのです。

ママが妊婦検診で経験するエコーには、経膣エコーと経腹エコーの2種類があります。まずはそれがどのようなものなのか説明します。

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経膣エコーと経腹エコー

経膣エコーは、プローブという棒を膣内に入れた状態で撮影する方法です。

妊娠に気づいて初めて病院を訪れるママは妊娠5週〜6週目の時期が多いとされていますが、
この時に内診台で初めて経膣エコーを経験することになります。

ちょうどこの時期には、胎嚢という小さな袋に胎芽(受精卵が着床して胎児となろうとしている状態)が入っている様子が画面を通して見られます。
経膣エコーでは、プローブを膣内に入れることで至近距離で撮影ができるのでまだ8mm〜14mm程度の赤ちゃんも鮮明に映し出すことができます。

妊娠8週にもなれば心拍も確認することができるため、ここでママは改めて「赤ちゃんがいるんだ」と実感することでしょう。

しかし、経膣エコーは下着を脱いで内診台で脚を開いて行われるため、緊張したり器具を入れる違和感を苦手に思うママは多いです。

でも大丈夫!経膣エコーは観察範囲が狭く、実際に使うのは胎児がまだ小さい妊娠11週〜12週頃までです。
遅くとも妊娠16週以降にはほとんどの病院が経腹エコーに切り替えます。

経腹エコーは診察台に仰向けになってお腹を出し、ジェルを塗ってからプローブをあてるだけなので経膣エコーよりもママの負担は小さいです。
プローブを自由に広範囲にわたって動かせるので、胎児の形や姿勢、動きをはっきりと見ることができます。

では、このエコー検査で赤ちゃんの性別がどのように分かるのでしょうか。

性別が分かるのはいつ頃から?

赤ちゃんの性別は実は受精時に既に決まっています。
しかし、性別を判断できるまでに部位が発達するまでは確認することはできません。

基本的には早くて妊娠16週からと言われています。妊娠20週をこえてくるとエコー時の胎児の体位にもよりますが、ほぼ確実に性別を判断できます。
しかし、妊娠4ヶ月に入ったばかりの妊娠12週頃でも性別を判断することは可能なのです。

では、男の子と女の子ではどのように違いがあるのでしょうか。
素人目には難しい白黒のエコーの見方について説明しますね。

エコーでの男の子と女の子の違い

● 妊娠12週頃は突起物の方向で分かる!

実はこの早い段階男の子も女の子も外陰部に似たような突起があり、その突出する方向の違いによって男の子か女の子か判別できます。
男の子はその突起が腹壁に対して上向きに垂直に飛び出しており、女の子は下向きに飛び出しています。

● 妊娠18週頃の両脚の間をチェック

エコー検査で両脚の間を見て、ペニスや陰嚢が存在すれば「男の子」で、それらが無ければ「女の子」とされています。

しかし、それだけでなく女の子にも見えるものがあります。妊娠18週にもなると、女の子には外陰部に陰裂や大陰唇のふくらみがちゃんと確認できるのです。
そこに葉っぱのような楕円形の構造が見えれば確実に「女の子」だと判断されます。
これは素人目には判断しにくいので、やはり「有るか無いか」が一番の判断材料である気もします。

● 黒い点が2つ見えれば「女の子」

胎児の膀胱は白黒のエコーで黒い点として映し出されます。これは男の子にも女の子にも見られます。
しかし、その黒い点が女の子には2つ見られます。
そのもう1つの黒い点の正体は「子宮」です。

この基準は胎児の体位によって見え隠れする性器とは違って、比較的見えやすい判断基準となります。

エコーでの性別判断は正確?

近年の超音波機器では、条件が良くはっきりと外性器が観察できればほぼ正確に判別することができます。

しかし、エコー検査によって外部から検診するので、やはり見間違いは起こり得るのです。
男の子だと外性器が突起しているので見間違う確率は低いのですが、
女の子は外性器が見られないことを判断する必要もあるので、
赤ちゃんの姿勢や方向によっては産まれるまで分からないということもあります。

性別に関しては、100%確実に性別が分かるという保証はないという気持ちでいた方が良いのかもしれません。

なるべくエコーを見えやすくするには?

お腹の脂肪や筋肉があると、画像が不鮮明になることがあります。

エコー検査の超音波は水の中は通りますが、空気やガスの中は通りません。
腸の中に便が溜まってしまうと、それが超音波を阻害してしまうこともあります。
便秘気味の方は、鮮明な画像で赤ちゃんを見れるよう便秘解消に努めましょう。

また、尿が溜まっている状態もエコーが見えづらいとされているので、エコー検査の前にはトイレを済ませておくことも大事です。

最後に

産まれてくる赤ちゃんのことを考えて、想像したり、もっと知りたいと思うのはとても大切な気持ちですね。

しかし、産婦人科学会は性別を教えないようにという指針を出しているそうです。昔は希望の性別でなかった際に堕胎を考える人がいたとか。
あまり性別に縛られ過ぎないよう、でもママとパパの楽しみのひとつとして
「男の子と女の子どっちかな〜」と、のんびりお腹の赤ちゃんに問いかけてあげて妊婦生活を楽しんでくださいね。

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