子供はすぐに病気になってしまいます。
その中でも、特に下痢などは現れやすい症状です。
下痢には何種類かありますが、その中の代表的ないくつかをご紹介していきます。
下痢の原因
子供の下痢、とても心配ですよね。ウイルス性なのか、細菌性なのかは病院に行けば検査ですぐにわかります。
ウイルス性だと、ノロウイルス、ロタウイルス、などがあります。
炎症が起きて下痢、嘔吐、発熱にもなります。ウイルスによって便の色にも変化が見られます。
子供が下痢を起こしていても、元気で食欲がある場合は家で様子をみることが大切です。
食欲があることで下痢を起こしたりすることもあるからです。
下痢を引き起こしている間は、いつもよりご飯を少なめにあげて消化の手助けをするのもおすすめです。
消費期限切れのもの、変質しかけたもの、生ものなどで下痢などで下痢を起こすこともあります。
- 一週間以上下痢が続いている
- 1日に何回も下痢をしている
- 下痢に血痕がある
- 嘔吐や発熱の症状が見られる
- おしっこがあまりにも減った
上記のような場合は病院で一度見てもらうようにしてください。
病院に連れて行くときは便をオムツに入れて、
さらに袋などに入れ匂いが漏れないようにして持っていくと、
診察がスムーズに進みます。
病院で見てもらうときには他の症状が無いか、確認してから診察してもらいましょう。
下痢の時控えたほうが良いものって?
下痢を引き起こしていることで、
体の水分がどんどん減っていき脱水症状が心配になりますので、
水分補給はこまめにおこなって下さい。
かんきつ系のジュースカフェインなどは控えましょう。
便をこれ以上ゆるめないように、飲み物はお茶、水などがおすすめです。
子供が下痢を起こす食べ物や飲み物も存在します。
冷たいジュース、アイス、チョコレート、揚げ物、などがありますが、
なんでも与えすぎると消化が間に合わず下痢を引き起こしてしまいます。
下痢の対処法
家で様子の見れる下痢を引き起こしている場合は、
おかゆや柔らかく炊いたご飯、スープ、味噌汁、少し温めたヨーグルトなどを与えると、
腸が休む時間が出来て下痢を治すことが出来ます。
家で様子を見れる下痢の場合は下痢止めなどには頼らず、
栄養の採れる食事にしてあげることで下痢も徐々に治ります。
その他にお腹を時計回りにさすったり、マッサージをしてあげることで症状が軽減されます。
親と子の時間を持つことで、お互いにリラックス効果が得られて、愛情を深め合うスキンシップにもなります。
下痢を起こしたら、まずは食事内容を見直すことが大切で、
お腹を温めたり、おしりのただれに気を使ったりと、下痢になったらいつもより気を使わなくてはいけません。
子供は肌が弱いため、
下痢中はこまめりオムツを変えてあげたり、下痢をする度に、おしりを洗ってあげたりすることで、オムツかぶれなどの予防が出来ます。
下痢とは体に入った細菌やウィルスを外へ出そうとして下痢が起こり、体が反応しているのです。
その中で下痢止めなどを飲んでしまうと、
体がせっかくウイルスを外に出そうとしているのに下痢止めで下痢を止めることで逆効果となってしまいます。
まとめ
下痢中は最も脱水症状に気を付けたいですが、
食欲が多少なくても水分補給を第一に考える事が大切です。
一度にたくさんの水分補給をするのではなく、少しずつ頻回にすることが水分補給のコツです。
子供は体調が悪くなると機嫌も悪くなってしまいます。
食事で何が食べたいかを聞くのも本人が食べられるものが聞けて、作るママさんはバランスを考えながら作れると思います。
栄養を少し気にしてあげるだけで、体力を付けることができますが、
栄養管理まで考えられない場合は、消化に良いものと水分補給だけは忘れないで行って下さい。
また、便などを見て与える食事を決めてもいいかもしれませんね。