3歳児が伸びる!上手な褒め方と叱り方

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魔の2歳児を終え、聞き分けが良くなると言われる3歳児。でも、実は「悪魔の3歳児」と呼ばれる時期でもあるんですよ。知恵と理解力がついてきて、今までのようなその場凌ぎのやり方が通用しなくなって、ママを手古摺らせることが増えるんです。

でも、3歳児の特性を理解して、上手な褒め方と叱り方ができれば、子供の良いところをどんどん伸ばすことができるし、何といっても楽しく育児ができます。そこで、3歳児の上手な褒め方と叱り方についてお話します。

3歳ってどんな時期?

上手な褒め方、叱り方をするには、3歳がどんな時期なのかを理解しておかなければなりません。3歳児に伝わる褒め方と、理解できる叱り方をしなければ、あまり意味がないんです。

3歳児の知能や心の発達
・言葉の理解が進み、3語文以上の文章を話せるようになる。
・理解できる言葉が増え、聞き分けが良くなる。
・言葉が発達し、理不尽なことに気付いて不満を訴えるようになる。
・ある程度の我慢ができるようになる。
・人の顔を見て喜怒哀楽がわかるようになる。
・数の概念が芽生え、3つ程度なら正確に数えられる。
・昨日、今日、明日などの大枠での時間の概念が理解できる。
・同世代の子供に興味を持ち、一緒に遊びたがる。
・世の中にルールがあることを知る。

例えば、3歳児に「クッキーは5枚までって言ったのに、なんで全部食べちゃうの!」という叱り方は、子供にとって「5」の概念が確立されていないので伝わりません。それから、良く母親が言いがちな「早く!」「急いで!」という声掛けも、時間の細かな概念がない3歳児には、伝わり辛い指示なんです。

だから、3歳児の子供の発達とはどの程度なのかを知ることが重要なんです。これを親が知識として身につけておくことで、親子のやりとりがグッとスムーズになります。

3歳児の褒め方4つのポイント

3歳児は、幼稚園の年少に当たる年齢ですよね。この時期に集団生活が始まるのは、子供の社会性が育ち、自分だけではなく他者、特に自分と同年代の子供に強い興味を持つからなんです。

小さくても、集団の中で「認められたい」という感情が芽生える時期だからこそ、自尊心をちょっとくすぐるような褒め方が効果的です。

それでは、具体的な褒め方について解説します。

褒め方1:小さな「できた」を見つけて褒める

1~2歳の頃と違い、3歳は言葉や運動能力に目立った発達はありません。でも、手先が器用になり、知性も伸びて、小さくてもできることがたくさん増える時期です。

なので、どんなに小さなことでも「できた」を見つけて、「すごい!できたね!」と褒めてあげましょう。3歳でも、今までできなかったことができるようになると嬉しく思うんです。それを大好きなママが一緒に喜んでくれ、褒めてくれたら、もっともっと嬉しくなって「次はどんなことができるようになるかな」と、希望に溢れた気持ちになり、頑張れる子供に育ちます。

褒め方2:「ありがとう」と一緒に褒める

3歳は社会性が育つ時期。家庭の中でも「役に立ちたい!」という気持ちを持っていて、手伝いを喜んでしてくれる可愛い盛りです。

なので、子供が少しでも皆の役にたとうと頑張ってくれたら、結果を問わず「ありがとう!ママとっても助かったよ。さすがだね」と感謝の気持ちと一緒に、たっぷり褒めてあげてください。小さな自尊心をくすぐられて、子供はママが喜んでくれたことを嬉しく思います。

褒め方3:頑張ったことを褒める

まだまだ3歳児は、頑張ってもできないことが多いですよね。幼稚園生活もあり、母親は「我が子のために、自分でできることを増やしてあげたい!」とプレッシャーを感じて、必死に色々教えようとする時期でもあります。だから、どうしても結果を求めてしまいがち。

でも、できない時でも褒める場面はたくさんあるんです。子供が頑張った姿を褒めてあげてください。「一生懸命練習して偉いね!」「頑張ってたこと、ママちゃんと見てたよ」「前よりちょっと上手になってるよ」「頑張ってるから、もう少しでできるようになるよ」「ママ応援してるよ」子供が頑張ったのにできなかった時こそ、たっぷり褒めてあげましょう。

褒め方4:褒めるハードルを下げる

「うちの子、褒めるところがなかなか見つからない」そう思っている母親は、もしかしたら褒めるハードルが高過ぎるのかもしれません。

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例えば、私の子供は学年で一番泣き虫で、幼稚園の参観日は100%泣いていました。親によっては「ここは叱る場面」となるかもしれませんよね。でも私は、「泣いたけど、ママのところに来ないでちゃんと席に座ってて偉かったね」と褒めました。クラスで唯一泣いていた我が子だけど、登園時、そして降園時に毎日泣いていたころに比べたら、大きな進歩だと感じたんです。

子供によって足並みは違います。他の子供と比べてしまうと、どうしても褒めるハードルが高くなってしまうので、比べるなら1年前の我が子とにしてください。そうすれば、自然と褒めるところが見つかります。

3歳児の叱り方4つのポイント

褒めるより難しいのが叱ることですよね。怒り爆発しないように、冷静に言い聞かせているのに子供が全く言うことを聞かず、結局毎回怒鳴ってしまい、自己嫌悪に陥る人もいることでしょう。

そうならないように、上手な叱り方をするコツは、3歳児に伝わりやすい方法で叱ること。それには、前述した3歳児の発達を良く理解して、それに合わせた言葉や方法を選ぶ必要があります。

それでは、具体的に3歳児の叱り方について解説します。

叱り方その1:声のトーンを変える

3歳児は、表情や感情の理解が進む時期ではありますが、母親の微妙な声質や目つきの変化まではなかなか気付きません。なので、叱る時は思いっきり声のトーンを変えましょう。

私の場合は、本気で叱る時は物凄く低い声を出します。いつもと違う私の声に、言葉の遅い息子も「やばいっ!」と即座に気付きます。

最終的に怒鳴らないと言うことをきかない子供は、母親の怒り=怒鳴ることだと思っているんです。だから、その前の段階では「まだ大丈夫」どころか「まだ怒られていない」とすら思っている可能性があります。

叱る時は、3歳児でも「あ、ママ怒ってる。何かヤバイことしたかも」と理解しやすいように、声や表情、時には姿勢を大きく変える工夫をしましょう。

叱り方その2:カウントダウンをする

子供を叱る時、自分では怒りのメーターがグングン上昇しているのがわかりますよね。でも、3歳の子供は、そんな母親の変化に気付かないものなんです。なので、わかりやすく「これ以上やったらママ爆発」のカウントダウンをしましょう。

例えば、「あと10数える内にやらなかったら、ママ本気で怒る」と言って、「1、2…」と数を数えていくんです。そうすると、子供は恐~いママになる前にと、必死で動き出します。

叱り方その3:叱る理由をわかりやすく簡潔に説明する

3歳児は随分と言葉の理解が進み、世の中にはルールがあるということを知ります。なので、ビシッと叱った後、なぜ叱られたかを説明すれば、次から少し気を付けてくれるようになるんです。

でも、その説明はわかりやすく、しかも簡潔に短くなければなりません。長々と話しても、3歳児は「結局何が言いたいのかわからない」と混乱し、聞くことに疲れるだけ。「危ないから絶対ダメ!」「これは触ってはいけない決まり」と、わかりやすく短く伝えましょう。

もちろん、1回2回で飲み込めるわけではありません。大人だって同じ間違いを何度も繰り返しますよね。100万回言い聞かせる覚悟を持って、根気良く叱り続けるしかありません。

叱り方その4:怒りの感情を引きずらない

子供をビシッと叱って、なぜ叱られたか説明した後は、いつもの優しいママに戻りましょう。自分が感情を整理する前に、子供がついさっき思いっきり叱られたことを忘れたかのように、ニコニコと遊びだすと「本当に通じてるのか…」と疑問に思い、全く気にしていないような姿にイライラしますよね。でも、だからといって不機嫌を貫いても、3歳児にはなぜママが不機嫌なのか理解できません。

それに、叱られた後、引きずらずに気持ちを回復できるのは、心が健康な証で、母親を心から信頼しているからです。子供は同じことをして、何度もあなたを怒らせるかもしれないけど、その度に叱って説明を続けることで、ようやく理解してくれます。同じことの繰り返しですが、怒りの感情をリセットして、「いつか伝わる」と気長に構えましょう。

まとめ

子供は3歳までに一生分の親孝行をすると言われている通り、この時期は可愛い盛りです。親としては、我が子に色々なことを教えてあげたいと思いから、叱ってしまう場面が増えてしまいますが、「怒り過ぎた…」と思った時こそ、ただひたすら可愛い我が子の姿を堪能してくださいね。

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カテゴリー: 子育て