着床出血の症状とは?起こりやすい時期や量についても解説!

妊娠の超初期症状として稀に見られる着床出血。妊活中は自分の体調の変化に敏感になるものですが、生理前に出血があったら、「これって着床出血?それとも不正出血?」と不安でいっぱいになりますよね。でも、一般的に妊娠検査薬が使えるのは生理開始日から5週間後で、ハッキリさせるにはもう少し時間がかかりそうです。

そこで、着床出血の症状についてまとめてみました。起こりやすい時期や量についても解説します。

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着床出血とは?

「精子と卵子が受精して、受精卵が子宮内膜に着床する」という妊娠の大まかなメカニズムは皆さんご存知だと思いますが、受精卵が子宮内膜に着床する時、稀に子宮内膜が傷つき、出血してしまうことがあるんです。

この出血は、そのまま子宮内で吸収されることもありますが、体外に排出されることもあります。これが着床出血です。

着床出血の症状

次に、着床出血の症状について解説します。

量はどれくらい?

着床出血の量は微量で、生理のように大量に何日も出血するようなことはありません。

・透明なおりものに少量の血液が混ざる
・生理の終わりごろのような茶褐色の出血微量にある
・鮮血だけど量が少ない

このように、殆どが極少量で、生理用ナプキンではなくおりものシートで間に合う程度で、1~2日で出血は治まります。

着床出血が起こる確率は?

着床出血が起こる確率は2~10%と言われているようですが、トイレのティッシュにほんの少しつく程度の出血の場合は、着床出血があっても気付かないので、正確なデータはありません。

起こりやすい時期はいつ?

着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床した時の出血です。そして受精卵は受精後約7日前後で着床します。なので、前回の生理から約3週間以降に起こるということです。

ただし、子宮内膜から出血があっても、それが体外に排出されるまでの時間には個人差があり、実際には生理予定日前後2~3日に微量の着床出血する人が多いようです。

その他の症状

着床出血の症状は様々ですが、稀に下腹部に痛みを感じる人もいるようです。ただし、その痛みの原因が着床なのか、何か別の問題があるのかを自分で見分けるのは難しいので、明らかな痛みを感じるならば、病院を受診しましょう。

また、着床出血時既に妊娠しているということです。

・胸が張る
・体が怠い
・熱っぽい

このような妊娠初期症状が同時に出ることもあります。

着床出血かどうかを見分ける方法はある?

自分の出血が着床出血かどうか、正確に見分ける方法はありませんが、可能性として高いかどうかを知る方法はあります。

基礎体温を測る

微量の出血が着床出血なのか、不正出血なのか、生理直前の出血なのかを見分けるためには、基礎体温を測ることです。

着床出血の場合は妊娠しているので、体温は高温期のままですが、生理直前の場合は、既に低温期に入っていることが多いです。また、ホルモンバランスが乱れて不正出血を起こしている場合は、基礎体温にばらつきが出ることが多いです。

ただし、基礎体温が高温期のままでも妊娠しているとはまだ確定できませんので、慌てないでくださいね。

妊娠検査薬をフライングで使ってみる

市販されている妊娠検査薬は、使用できるのが「生理予定日1週間経過後」のものばかりです。でも、妊娠検査薬は女性が妊娠した後に分泌されるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンに反応する仕組みになっています。そして、hCGは妊娠後から少しずつ分泌量が増えていくのです。

妊娠検査薬の使用方法に記載されている「生理予定日1週間経過後」は、妊娠検査薬が充分に反応できるhCGの分泌量がある時期という意味。生理開始日から1週間経過していなくても、微量のhCGに妊娠検査薬がうっすら反応することがあります

なので、着床出血があった時のhCGの分泌量によっては、フライングで妊娠検査薬を使用して反応することがあるんです。もちろん、まだ時期が早くて妊娠しているのに無反応のこともあります。そして、「うっすら反応した!」と喜んだのもつかの間、その後生理が始まってしまうこともあります。

なので、フライングで妊娠検査薬を使用して着床出血かどうかを判断する場合は、「あくまでも可能性を探る」という認識で行ってください。うっすらとした陽性反応が出たとしても、改めて生理予定日1週間経過後にもう一度妊娠検査薬を使って確認してください。

まとめ

着床出血は、生理予定日前後に少量の出血があるがすぐ治まるというのが主な症状です。でも、女性の体はとってもデリケート。特に妊娠後は体に様々な変化が訪れます。

なので、出血があった場合は、自分の体調を注意深く見守り、妊娠検査薬で陽性が出ていたら、なるべく早めに産婦人科を受診しましょう。妊娠中の微量の出血は珍しいことではありませんが、不安な気持ちを抱えたままでいるより、お医者様にきちんと診てもらって安心した気持ちで妊娠生活を送ってくださいね。

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