ご婚約おめでとうおめでとうございます。♡
大切な人との結婚が決まって、幸せの絶頂期ですよね。♡
おふたりがこれから家族となるお披露目を少人数の方や親族のみのお食事会と計画へ。
お食事会とはいっても、『結婚報告』のお祝いなので、
せっかくなら、一生に一度の事なので楽しいひとときにしたいですよね。
その為には、その場が明るく楽しくなるような演出アイデアが沢山あればいいかと思います!!
そこで今回は家族婚にける演出アイディアをご紹介させて頂きます。
お食事会の演出
私自身がウェディングプランナーをしていた時、
結婚披露宴は行わないけど、せめて大切な家族にはお披露目の場を設けたい、
と食事会を計画するカップルは増えてきていました。
私は人数関係なくおふたりの『結婚』をお祝いする事の祝福の声はすべて一緒だと思ってます。
そして、少人数でのお食事会の方がお付き合いで招待をしているのではなく
おふたりにとって本当に大切な方しかいないと思うので更に絆が深まると思います。
そうは言っても、私が担当させて頂いたお客様の中で最も多く挙げられた言葉が
『人数が少ないと寂しですか?』『人数が少ないと盛り上がらないですか?』でした。
その他にも親御様が話ベタで相手の家族の方々とも話しが盛り上がりそうがない、
親族の方々とも冠婚葬祭のみで顔合わせるので不安などという傾向もあるようです。
せっかくのおめでたい式ですから会場が『シーン』となるのだけは避けたいですよね。
お食事会とはいえ、家族の雰囲気、ふたりや家族の意向も十人十色ですので
演出も異なってはきますが、是非参考にして頂ければと思います。
<当日の進行>
やはり一番気になるのが中身の部分ですよね。
披露宴にはしたくない、けどしっかりとお披露目をしたい。
この希望を叶えるお食事会。
時間は大体2時間~2時間半あります。
もともと親族の付き合いが密でお正月などに集まりわいわい宴会するような傾向であれば
そのままで十分楽しい時間になるかと思いますが、
そうでない場合は少しの演出は欲しいですよね。
私がそういう方々に、結婚報告の食事会として最低限の演出としてご提案させて頂いたのが下記です。
・迎賓(新郎新婦様が出席ゲストを会場入り口でお出迎え
→少人数だからこそ時間をとる事なく挨拶しながらお迎えする事ができます。
・ウェルカムスピーチ(新郎新婦様から皆様へ結婚の報告と挨拶)
→メリハリをしっかりつける為にも挨拶は重要です。
ここをしっかり押さえておけばお相手の家族の方々にも好印象です。
・乾杯
→お食事スタートの合図でもあるので、新郎様側のお父様や叔父様などにお願いしてしてもらうといいと思います。
・親族紹介
→ご両家の皆様が集まる機会なんてそうないと思いますし、初対面の方もいるかとおもいますので
お食事に途中で入れると話題も増えるのでオススメです。
・感謝の挨拶
→皆様は貴重な1日を使っておふたりのお祝いをする為だけにきているので
必ず挨拶を入れましょう。
*もう少し演出を入れたい方であれば、
・ケーキ入刀
→おふたりが家族になり初めての共同作業ですので皆様にお披露目するのも盛り上がります。
・キャンドルリレー
→披露宴でもよくする人気の演出ですが、少人数でもオススメの演出です。
・カラオケ
→叔父様世代はお好きな方が多いので一度確認しておくのもいいと思います。
・手紙&花束贈呈
→こういう機会にしか親御様に感謝の気持ちを伝える機会もないかと思いますので
抵抗がなければしてもいいと思います。
披露宴ではないので、当日は司会者はいませんが、当日はおふたりを誘導するキャプテンと
皆様をおもてなしするスタッフがいます。
少人数であれば司会者がいなくてもキャプテンがスマートに誘導してくれますので
しっかりとおふたりの意思をお打合せ際に担当のプランナーに伝えて下さいね。
そして、ここで一番重要になってくるのが、会場やプランナーが少人数の結婚式に力を入れているかどうかです。
中には会場自体が少人数に向いていない場所もあるのでしっかりと下見して担当の方の話を聞いて下さいね。
<ペーパーアイテムの演出>
・招待状
一般的には少人数や家族婚をする場合はひとりひとりに連絡して確認と了承をとっているので
招待状を出さなくてもいいのですがせっかくなら招待状を出す事もひとつの演出です。
ここでは形式的なものと言うよりも『お招きをする』という姿勢を表現する為にも、
お食事会の場所、日時などを記載したものを送るととても丁寧です。
・席札
少人数だからと言って席順を決めないよりは予め決めておいたほう方がスムーズです。
そうする事により気まづい空気などは避けれる事かと思います。
この席札にもひとりひとりに感謝の気持ちを込めてメッセージを添えておくととても喜ばれます。
・ウェルカムボード
おふたりの食事会の入り口です。
せっかくなのでおふたりの写真が入った物や、
手作りの物を飾って置くとおふたりと関係の深いゲストの方々だからこそ
興味を持ち見てくれると思います。
・メニュー表
当日はお食事会ですのでコースのお料理がメインです。
目の前にあるお料理が何か、次は何が出てくるのかゲストの方に分かるようにメニュー表があればゲストの方に喜ばれます。
<DVD>
オープニングムービーやおふたりの生い立ちのDVDを上映するのも、
司会者がいないからこそお互いのご家族の方々におふたりの事を紹介できるアイテムになります。
エンドロールムービーなども人数が少ないからこそ皆様にメッセージを付けて上映すると喜ばれるアイテムです。
<テーブルコーディネート・装花>
会場には既にセットされている場所もありますが、
もし余裕があるようであれば、おふたりの雰囲気にあったお花でコーディネートして
おひらきの際にお越し頂いたゲストの方にプレゼントするもの喜ばれるのでオススメです。
<引出物&ギフト>
お越し頂いた大切なゲストの方を手ぶらで帰す訳にはいかないという親御様の意見がとても多く、引出物についても親戚同士はお祝儀を贈り合うケースがほとんどですので
親御様とよく相談して用意が必要であればしておくのがスマートです。
そうは言ってもご親族の方からのご祝儀は額が大きいので引出物も全員共通でいいか迷う方もいると思いますので
そういう場合は引出物は『結婚内祝い』として個別に後日対応し、
お祝いに来て頂いた全員の方に引菓子などの用意をするととても親切かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
司会者がいなくても進行は組む事ができます。
私がプランナーをしていて思った事は、
結婚式は十人十色です。
人数が多い少ないも全く関係ありません。
ただ、ひとつ言える事は、どの結婚式も本当に笑顔で溢れていて、
家族やゲストの方との絆がさらに深まるという事。
おふたりの思い描く家族婚ができる会場とスタッフに巡り会えるように、
おふたりで話し合いながら結婚式場を探して下さいね。♡