まずは、ご結婚おめでとうございます。
エンドロールについて悩んでいらっしゃるということは、結婚式も予定されているのですね。
結婚式の準備は大変ですが、それ以上の感動が待っていますので、二人で協力されて準備を進めてくださいね。
では、本題のエンドロールについてをご紹介いたします。自作するべきか、業者に依頼するべきか…この2点は悩む事が多いポイントです。
元プランナーの筆者だからこそ言える、両者のメリット、デメリットをご紹介いたします!
エンドロールを自作する場合
最近のパソコンソフトでは、エンドロールも簡単に制作できるようになりました。
Windowsのムービーメーカー、MacのiMovieなんかがその代表ソフトですね。
では、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
まず一番大きなメリットは、「コストがかからない」という点です。
結婚式の費用は、エンドロールだけでなく、衣装や引出物、食事や装花代など多岐にわたります。
さらにどれも高コストなので、トータルの出費が気になるところ。
そこへ来て、エンドロールを自作し、5万円ほどの支出がなくなれば、ありがたいと感じるかたも多いと思います。
さらに自作ですと、「何度でも制作の手直しが可能」です。
業者に依頼すると、「結婚式前○日が締め切り」や「手直しは1回まで」など、
決まりが設けられているので、なかなか自由がききません。
その点自作であれば、極端な例ですが結婚式の当日まで手直しは可能なのです。
写真の差し替えも好きなだけできますし、使用する曲も何度でも変更が可能。
まさにオリジナリティーにあふれる作品を制作できることが自作アイテムの魅力ですね。
▶自作する場合に使うソフトはこちらで紹介しています!
結婚式のムービー作成におすすめのソフト【有料・無料・Windows・Mac】
デメリットは?
ではデメリットも考えてみましょう。
考えられるデメリットは、「制作に手間がかかる」という点です。
お仕事をされているかたはただでさえ多用な中、結婚式の準備を進めなければなりません。
そこへ「エンドロールの制作時間」をプラスするとなると、他の準備に時間を費やせない可能性があります。
写真のセレクトからスタートしなければならないので、そこにも時間がかかってしまいます。
また、全てデータの写真を使用するならまだしも、現像されている写真を使用するとなればどうでしょうか。
スキャナーを立ち上げたりトリミングが必要だったりとしなければならないことは増えてしまいますよね。
他にも、無料ソフトで制作する場合、仕上がりの作風が似通ってしまう可能性もあります。
結婚式のトップシーズンに披露宴の予定のあるかたは、同じ時期にご友人の結婚式にも招待されているということも少なくはありません。
「○○ちゃんのエンドロールと似ていたね」なんて声が耳に入ってしまう可能性も捨てきれないのです。
せっかく制作したのに、誰かと似ているなんて、とても残念に思えてしまいますね。
エンドロールを業者に依頼する場合
業者に制作を依頼する場合も、同じようにメリット・デメリットを考えてみましょう。
まず、メリットと考えられることは、「プロの制作物を受け取れる」ということです。
自作するよりも数段クオリティーの高い作品を上映することができますし、制作の手間もかかりません。
パロディー風の作品だったり、感動をよりそそるようなテイストの作品だったりと、デザインやテイストは豊富に用意されています。
そんな中から「これ!」という一作を探すことは大変な作業かもしれないですが、楽しい作業であるともいえますよ。
他にも、「撮って出しエンドロール」という当日の風景を当日まとめて上映できる演出も取り入れる事ができます。
この撮って出しエンドロールにはそれなりの高コストがかかってしまいますが、ゲストの驚きや喜びは通常のエンドロールよりも数段UPします!
なんと言っても、当日の映像をその日に見ることができるというサプライズは、最高のプレゼントにもなるでしょう。
では、デメリットはどうでしょうか?
やはりコストがかかってしまうという点、オリジナリティーを演出できない点、締め切り日などの誓約ができてしまう点でしょう。
まとめ
時間があり、オリジナリティーを演出したい方は、「自作」を。
コストがかかってもプロの作品を取り入れたい方や、
撮って出しエンドロールを演出に取り入れたい方は「依頼」をセレクトされると良いと思います。
また、元プランナーの筆者の意見ですが…
無料ソフトでも十分なエンドロールの制作は可能ですし、
ムービーを制作する中でもエンドロールは比較的簡単な作業で制作できますので、
自作されても良いのではと思います。
その分、プロフィールムービーなどをプロに依頼し、
ムービー演出を充実されるのもステキな演出になるのではないでしょうか。
また、撮って出しエンドロールは他にはできないオリジナルの演出です。
コストがかかってしまいますが、ゲストも楽しんでいただけますので、オススメな演出ですね。
思い出に残るステキな一日のエンディングを飾れるように、
自作でも依頼でもエンドロールという作品をステキに仕上げてくださいね!