自分にとって大切な方からの結婚の報告は、とても微笑ましく幸せな気持ちにりますよね。♡
それと同時に結婚式の招待をうけよるとても嬉しくて楽しみな事かと思います。♡
結婚式はとても大切なイベントだからこそ、
遊ぶ約束のように口約束でお願いしたり返事をしたりするものではありません。
親しき仲にも礼儀ありと言われるように、大人として、社会人としてマナーがあります。
今回は、結婚式に招待された時に、恥ずかしくないように招待状の返信について詳しくお話させて頂きます。
招待状の基本のマナー
招待状は返信期日が記載されています。
その返信期日迄に返信する事は勿論なのですが、善は急げと言うように喜び事は早く返信するのがマナーです。
この招待状の返信を元に新郎新婦様は当日のお料理、引出物、招待状を決めます。
どちらもお申込み期日がありますし、料金のかかる事なので過ぎてしまうとおふたりのご迷惑になります。
逆に早く返信してあげるとおふたりのお打合せもスムーズに進むのでとても喜ばれます。
記入は毛筆・万年筆で
ご祝儀同様、毛筆や万年筆で記入するのがスマートです。
これは礼儀の問題なので絶対にダメ!!というような決まりはないのでボールペンでも構わないのですが
グレーは不祝儀を表すので黒一色で書きましょう。
また、文字を消す際の二重線などは必ず定規を使って書くと印象がいいです。
予定が分からず返信できない場合
仕事の都合などで、予定がギリギリになるまで分からないという場合は、
直接新郎新婦に口頭で説明しましょう。
期限が過ぎてしまうけれど、分かってから返信をする事はとても失礼なので避けるようにして下さい。
宛名の書き方
<『行』を『様』に書き直しましょう>
〒123-4567
〇〇県〇〇市〇〇 1-22-33
鈴木 花子 行←二本線を引き様に書き直す
『行』を黒く塗り潰したりする事は失礼なので避けて下さい。
出席する場合
『御出席、御欠席、ご芳名、ご住所』の『御』の文字を二本線で消すのがマナーです。
出席する場合は、『出席』の前に『慶んで』、後には『させて頂きます』などと
言葉を追加するととても丁寧な印象になります。
ここでさらに上級者のマナーとされるのが
『御出席、御欠席、ご芳名、ご住所』の『御』の文字を二本線で消すのではなく
その上から『寿』と書いて消す方法です。
お祝いの気持ちが更に伝わる素敵な方法です。
連名で招待された場合は、氏名の欄に、招待された人の名前を記載します。
お子様がいる場合は、まずは新郎新婦様に確認しましょう。
ある程度の年齢になると大人同様の席や料理の用意が必要になります。
当日一緒に来てしまったでは用意も難しいですし、迷惑になります。
また、中には小さいお子様は遠慮している新郎新婦様もいるので、
後々揉めない為にも必ず事前確認にしましょう。
出席の場合、余白の部分にお祝いの一言メッセージを追記されるととても喜ばれます。
文例)
ご結婚おめでとうございます
お招きいただきありがとうございます
喜んで出席させていただきます
などが基本です。
欠席する場合
既に予定があり欠席する場合でも招待状がきてすぐに返信してしまうと、
最初から行く気がなかったかのように思われますのですぐに返信はせず到着後1週間位でしましょう。
とはいえ、遅く返信するのもマナー違反なので期日内であってもギリギリの返信は避けて下さい。
出席同様、『御出席、御欠席、ご芳名、ご住所』の『御』の文字を二本線で消すのがマナーです。
連名招待で一人が欠席する場合は、出席する人のお名前のみ記入します。
また、受け取ったおふたりに分かりやすいように
『夫は仕事で都合がつかない為 花子のみ出席させていただきます 当日を楽しみにしております』
などとメッセージをつけておくととても印象がいいです。
また、欠席の際は理由を書きますが、それぞれの理由により記載するもの、そうでないものがあります。
欠席の理由がおめでたい出産や、予定が分かっていた仕事ならそのまま記載しても大丈夫ですが、
忌中などの不祝儀、病気などの事情であれば言葉を濁して書くのがマナーです。
文例)
ご結婚おめでとおうごおざいます
出産を控えている為大変残念ながら欠席させていただきます
おふたりの末永い幸せを心よりお祈りしております
文例)
ご結婚おめでとうございます
せっかくお招きいただきましたが
どうしても都合がつかず出席する事がせきません
末永い幸せをお祈り申し上げます
などがよく使われています。
<『、』や『。』などの句読点は使用しない>
『お祝いごとには、終止 符を打たない』との理由で結婚式の招待状には句読点を打ちません。
できれば返信の際もそちらを気をつけて出すととても丁寧です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結婚式でのタブーは一生忘れられる事がないと言われています・・・。
どれだけ親しい友人でも基本のマナーをしっかり押さえておけば今後も更に絆が深まる事かと思います。
招待状の返信は結婚式に招待されて最初に行う事ですので、失礼のないように返信して下さいね。