結納のマナー。流れと必要な物について解説

ご婚約おめでとうございます。♡

大切な人と家族になる為の準備は順調でしょうか?

『結婚』と聞くと、幸せの絶頂にしか思わなかったけど、
実はしないといけない事が沢山あって大変だったという声もよく聞きます。

『結婚』とはおふたりだけではなく家族同士の繋がりです。

今回は、家族同士の繋がりで大切な『結納』についてお話しさせて頂きます。

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そもそも結納とは?

『結納』とは、字が表す通り、家族同士が親類となり『結』びついた事をお祝いし、
贈り物を『納』めあうという事を意味します。

結納をする事はおふたりが『結婚をします』という約束を公に交わす事になります。

結納は地域や家族柄によってやり方が違うので、
結納をするかしないかはおふたりの親御様に確認する事をオススメします。

結納をする場合の時期は、結婚式の3~6ヶ月前のお日柄のいい日に行われる事が大半です。

結納のスタイルは?

結納には『正式結納』『略式結納』と2つのパターンがあります。

【正式結納】
仲人を立て、その仲人が両家を移動し9品の結納品や結納金を届けます。

【略式結納】
仲人をたてずに両家がどちらかの自宅やホテルなどに集まり、
婚約指輪などの記念品を贈るラフなスタイルです。

最近では、結納をする方自体も減ってはきていますが
結納をする場合はこの略式結納をする方がほとんどです。

結納の流れは?

略式結納で結納をする場合

  1. 結納品の飾り付け
  2. 男性の父親の挨拶
  3. 男性側が結納品を差し出す
  4. 女性が一礼し目録に目を通し礼を述べ、女性の母親も目を通した後に結納品を飾り台に置く
  5. 女性側が受書を渡し、女性側の母親が飾り棚にある受書を取り、男性に差し出す
  6. 女性側が結納品を差し出す(結納返し)
    女性側の母親が飾り台に行き男性の前に運び、女性側の父親が述べる
  7. 男性が目録に目を通し、父親と母親に回し、礼を述べる
  8. 男性側が受書を渡し、男性の母親が飾り棚にある受書を取り、女性本人に差し出す
  9. 婚約記念品があればこの場で両家に紹介
  10. 男性の父親の挨拶

上記が一般的な結納の流れになります。
結納をする場合、全体的な進行が男性の父親が進めます。

結納に必要な物は?

<男性側>

・結納パック9品目
・婚約記念品
・受書、家族書
・結納金

この時、結納に必要になってくる9品目ですが、
関西では、末広、熨斗など5品目が一般的になります。
また、婚約記念品を披露するのであれば、婚約指輪や時計、ネックレスなどになります。

<女性側>

・結納返し
・受書

結納返しは、正式に結納品と現金(一般的には結納金の半額)になります。
略式結納では腕時計、洋服、パソコン、家電など品物を贈ることが多いようです。

<9品目>

  • 7目録(もくろく)…結納品の品名と数量を記載
  • 長熨斗(ながのし)…のしアワビ。長寿をイメージ
  • 金包包(きんぽうづつみ)…結納金をいれる
  • 勝男武士(かつおぶし)…鰹節。男性の力強さをイメージ
  • 寿留女(するめ)…スルメ。末永く幸せを願って
  • 子生婦(こんぶ)…昆布。子孫繁栄を表す
  • 友白髪(ともしらが)…白い麻糸。白髪になるまで夫婦仲良く
  • 末広(すえひろ)…白い扇。末広がりの繁栄を願って
  • 家内喜多留(やなぎだる)…酒樽。家庭円満をイメージ

*結納品は大体1.5~10万円くらいで購入でき、
9品、7品、5品など、2つに割れない奇数の品数で用意しましょう。

<結納金の金額>

一般的には50~100万円と言われていますが女性側の半返しを考慮して半額分にし、
手間を省いている形も増えてきています。

両家の話し合いや地域によって、3割の場合もあれば1割、
もしくはお返し自体をなしにする場合もあるのでご両家の親御様に相談しましょう。
この時、男性側から女性側に金額の相談をしたり、なしでいいか?などの確認をとる事は
失礼に当たりますのでやめましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今では結納をする方々も減ってきていますが、
結納をする事を当然と考える人もます。

相手方のご家族と意見が異なる場合は、男性側の親を立てる事が多いようですが、
どちらかが結納を行いと考えているようであれば、結納をした方がしこりを残す事なく
これからの家族の繋がりが円満にいくと思いますので、
お互いに親御様にしっかりと相談する事をオススメします。

 

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